投資の始め方
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投資の心得を学んだ後は実践的な株式投資のやり方です。株式等を行なうにはまず証券会社に取引用の口座を開設しなければいけません。そうは言っても、証券会社もたくさんの種類があり手数料の自由化が認められてからは手数料も様々になってきています。また、証券会社が提供している情報やツールにも違いがあります。従って、どれでも良いというのではなく自分に一番あった証券会社を選ぶ事が重要です。 この技ページでは前半部分で証券会社の比較・紹介、後半部分で一般的に使用されている投資法の紹介などをしているので参考にして下さい。 |
証券会社選び
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【※1】 50万円超の場合約定代金の一律0.5%(税込0.525%)※上限262,500円(税込) 【※2】 1000万以上の手数料は、2000万円まで500万円ごとに+3150円 |
さて、理想的な証券会社は探せましたでしょうか?例えば一日の約定代金合計が300万を越える人はイートレードの方がお得なのに対し、一日の約定代金が300万を越えないのなら松井のほうがお得です。こういった感じで自分の投資スタイルにあった証券会社選びをするのがコツです。また、手数料を考慮した結果、取引するならイートレードだけど使ってるツールは松井というように、いくつも証券会社に口座開設している投資家は多いのです。 それでは次に、この世界で強者が用いている一般的な技を紹介していきます。
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オリジナルの投資法を確立する。
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それでは、独自の技を見つけるためのヒントを教えます。独自の技とは、その人の生活や、性格によって自ずと見えてきます。自分自身を見つめるために以下の事柄について答えてみて下さい。
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株に費やせる時間はどのくらいですか? |
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まず、あなたは投資にどのくらいの時間が割けますか?昼間働いていたり、学校に行っている人は常に相場を監視し続ける事は無理だと思います。そうすると必然的にデイトレードなどの売買法は難しくなります。
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株に費やせる費用はどのくらいですか? |
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株式投資をするなら100万円くらいの元手が欲しいところですが、あなたが家庭を持っているのなら投資に割けるお金も限られてきます。家庭を疎かにして株式投資を行なっていては本末転倒となる可能性が出てくるからです。ですから、自分の余剰資金によって売買可能銘柄数にも制限が出てくるし、その中でうまく立ち回るにはそれ相応の投資法を確立する必要があります。
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あなたの目標は何ですか? |
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最後に、夢と言っても良いですが、あなたの目標は何でしょうか?銀行に預けるよりは良いくらいのパフォーマンスで安定的に運用したいのか、はたまた若くして不労所得を得て好きな生活をしたいのか?この目標をまず、きちんと自分の将来のプランと相談して決める事です。そうしないと自分の投資に対するスタンスが曖昧になってしまい、結果的に損失を生んでしまうケースが多々あります。 |
さて、ここまでの質問であなたの素性が見つかりましたでしょうか?意外にもこの世界では、自分の素性を知らずして、もしくは、無視して投資を行う者が多いようですが、私の知る限りではそういう人達はほとんど長続きはしないようです。勇み足はせずに、自分に合った技を見つける事が第一です。日々精進の気持ちを忘れなければ必ず陽の目をみれます!
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まずは、どのくらいのスパンで株式投資を行うかを考えていく事にしましょう。「己を知る」で自分の目標が確認出来たら、それを実現するにはどのくらいのスパンで元手を転がして行くかという事を考えていく事が必要です。まずは他の人が一般的にどのくらいの期間で投資を行なっているのかを探っていきましょう。
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●期間による投資法 |
短期投資(デイトレード) |
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今、世間で有名なデイトレードは名の通り一日のうちで取引を済ませるトレードです。毎日の株価の小幅な利ザヤを稼ぎコツコツとトレードをしていくというものです。デイトレードは基本的に次の日に持ち越しはしないので突発的な悪材料などの下げを回避できるという点が良い所です。しかし、一日の値動きを予想するというのは非常に難しくなかなか継続して利益を上げる事は難しいです。ですが、時間を有効活用できるので非常に短期間で資産を増やせるチャンスでもあるのです。非常にハイリスク・ハイリターンな投資法と言えます。一般的にデイトレードはテクニカル(チャートなどの指標)を重視する傾向があります。
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中期投資(スウィングトレード) |
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スウィングトレードはだいたい一泊二日〜長くなると1ヶ月、2ヶ月といった期間で売買を行う投資法です。一般的に目標を決めてその水準まで株価が達したら売りといったような感じです。短期でのリバウンド狙いや、株主優待や配当を目当てにする人もいるようです。スウィングトレードはテクニカルもファンダメンタルズ(財務諸表など)も両方重視するケースが多いと思います。
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長期投資 |
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長期投資はその名のとおり、長期間株式を保有し続け利益を狙う投資法です。一般的にはファンダメンタルズを重視する傾向が多いです。将来性などを見込んで買い、長期間保有するパターンが多いようです。世界最強の投資家であるウォーレン・バフェットもコカ・コーラとディズニーを長期で保有し大利を収めたのは有名です。 |
●株式投資の分析方法を知る |
ファンダメンタルズ分析 |
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企業の財務状況などから企業の本質的な価値を分析し、株価とのギャップから割高であるとか、割安であるかを判断する分析方法を利用した投資法です。指標としては、PBR、PERがよく利用されます。株価が異常に下落した際の下値目処や、逆に急激に上昇した際の上値目処などを予想する際に有効です。この方法は、バリュー投資法、グロース投資法と同時に使われる場面が多く、ファンダメンタル分析によって、割安な株、 成長性のある株などを見つけられます。
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テクニカル分析 |
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テクニカル指標を使って、過去の値動きと現在の株価を見比べて、値動きをすると予想し、値動きの動向を分析するものです。テクニカル指標にはローソク足や移動平均線から始まり、価格の方向性を示す指標(トレンド追随型テクニカル指標)、買われ過ぎ売られ過ぎを示す指標(オシレーター系テクニカル指標)、方向に対する強弱を示す指標(出来高指標)などがあります。チャートの見方やトレンド判断などの細かい技術を使い買いのタイミングや売りのタイミングを把握するのに有効です。 |
ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もどちらの方が優れているという事はなく、株式投資をする上でどちらも欠かせない分析法です。 |
●具体的な投資法を知る |
バリュー投資 |
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基本的にファンダメンタルズ分析に比重を置き、過去の財務状況などから企業の本質的な価値を分析し、株価とのギャップから割高であるとか、割安であるかを判断し、長期保有する投資法です。具体的には財務諸表などを読みPERやPBR、ROE、ROAなどの指標を使って割安か割高かを判断するものが多いです。バリュー投資法は昼間忙しく相場を常に監視できないサラリーマンの者などに最適だと思います。世界最強の相場師であるウォーレン・バフェットもバリュー投資法で大利を収めました。新興の企業で成長性を見込めるような株を仕込んで長期保有するのが良いかも知れません。
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用語解説 |
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・PER(株価収益率:price earnings ratio)
PERは株価をを一株あたり利益で割ったもので、その企業がもたらす利益に対して株価が何倍まで買われているのかを示す指標です。日本の企業の平均PERは20〜50と言われていて20以下だと一般的に買い推奨となります。逆にPERが100倍を越えると割高と言われてます。
・PBR(株価純資産倍率:price book-value ratio)
・ROE(株主資本利益率:return on equity)
・ROA(総資産倍率:return on asset)
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グロース投資 |
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バリュー投資は割安銘柄を探し出し長期保有するのに対し、グロース投資は多少、割高感が出ていたとしてもその後の将来性を見込んで買いを入れる、言わば追従型です。買った後はそのトレンドが続く限り保有し売り抜けるといったものですが、グロース投資は非常に難しく高値掴みの危険も大きいので注意が必要です。それにバリュー投資が株価が上昇し始める手前に買うとするならグロースは上昇が始まってから乗るので稼げる利ざやも少なくなってしまいがちです。
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IPO<新規公開株式:Initial Public Offering> |
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新規公開株というのはその名の通り、新規に上場する会社の事です。 まだ株が店頭販売が主流だった頃はIPOといっても多額の資産を持ってたりとかお得意様状態にでもなって無い限り買えなかったものです。 ところがネット証券が出現してからはIPOが公平に分配されるような抽選方式を取った事と株が身近になったのも手伝って、今、IPOがかなりの注目を浴びています。なんと、最近だと95%以上のIPOにおいて、公開価格より初値が高くなっています。上場日に成り行き売り注文を出すだけでかなりの高確率で儲かる事が出来る、正に損しない宝くじみたいなものなのです。「ならIPOを毎回買えば良いじゃないか」と思われますが話はそう簡単じゃないのです。それを説明していきます。 まず一つ目にIPOは高確率で儲かるので誰もが買いたがります。しかし、新規上場にあたって公募する株式にも当然限りがあるのです。そこで抽選方式でIPOを買える権利を抽選するのです。当然、当選しなければIPOを買う事は出来ません。 二つ目に高確率で儲かるといっても中には公募割れ(公募価格より値が下がる事)してしまう銘柄も出てきます。せっかく当選したのに公募割れしてしまうというのは悲しい話です。 【1】IPOの当選確率を上げるには 【2】初値が跳ね上がる銘柄、公募割れを起こしやすい銘柄の見分け方 次に公募割れを起こしやすい銘柄の特徴は リストラ案件というのは親会社が有利子負債が多くて困り、借金返済のために子会社上場で借金返済を企てる事を指します。その子会社は親会社の一部門みたいなケースが多く、成長性は一見有るように感じますが、一部門である以上業績の付け替えなんてお茶の子歳々で子会社へのチャージレートを少し上げれば利益がでる仕組みにあります。ひどい例だと親会社が全面的に営業してあげてるから営業コストゼロなんて会社もあります。しかし、このような会社は親会社の借金返済が終われば用済みといった事が予測されるので、公募割れを起こしやすいです。 |
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